昨年よりハーブ健康本舗は、企業活動として商品寄贈の取り組みをスタートしています。
広い視点で“社会のためになること”とは何かを考え、新しい社会貢献のあり方を模索している私たちハーブ健康本舗。地元・福岡を中心に活動している団体とご縁をいただき、少しでもお力になれれば…との想いで、当社の商品をお贈りしています。

2024年12月~2025年1月にかけて、九州がんセンター小児科親の会 大きな木 の皆さま・共栄福祉 若久緑園 の皆さま・九州大学病院小児医療センター親の会 すまいる の皆さま に、商品を寄贈させていただきました。実際に訪問する機会をいただき、現地で各団体の活動について、貴重なお話を伺っています。

写真とともに、ハーブ健康本舗の商品寄贈の取り組みについて、ご紹介させていただきます。
12月に訪問させていただいた、九州がんセンター小児科親の会 大きな木 さま/共栄福祉 若久緑園 さま
2024年12月、九州がんセンター小児科親の会 大きな木 の皆さま、社会福祉法人 共栄福祉 若久緑園 の皆さまに商品をお贈りするため、それぞれの施設に訪問させていただくことに!会社を代表して、CRM企画より岩下・古賀の2人がお伺いしました。

CRM企画 岩下
2015年11月入社。2018年よりCRM企画の部長に就任。現在は紙・Web問わず幅広いCRM領域でメンバーをまとめる。
>>以前登場した記事はコチラ

CRM企画 古賀
2023年11月に入社。既存のお客さま向けアプローチの中でも、ECサイト・Webを使った施策全般を担当。
>>以前登場した記事はコチラ

九州がんセンター小児科親の会 大きな木 は、小児がんの子どもをもつ家族が、悩みを話し合える場をつくりたいとの想いで設立されました。医療スタッフと連携し、入院している病棟の子どもたちと、そのご家族の手助けをしようと、活動していらっしゃいます。
>>九州がんセンター小児科親の会 大きな木 ホームページはコチラ
病気と日々向き合って生きている子どもたち。いつも暖かく見守って、社会に羽ばたいていけるように育て、応援しつづける「木」になりたい。そんな親としての想いを、「大きな木」という名前に込めたのだそうです。

訪問した岩下・古賀を、スタッフの皆さんがあたたかく迎えてくださいました。この日はちょうど、クリスマスプレゼントとしてぬいぐるみやお菓子をご家族にプレゼントする日だったようで、お渡しする場面に立ち会わせていただくことに。

ハーブ健康本舗から化粧品『KCシリーズ』の商品を、事務所にいらっしゃったお母さま方にお渡しさせていただくと、たくさんのお礼の言葉を頂戴しました。
「わあ!嬉しいです」「すごく助かります!」「ありがとうございます!」とお受け取りいただき、付き添いの毎日に少しでも笑顔と潤いをお届けできたかと思うと、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

社会福祉法人 共栄福祉 若久緑園は、福岡市南区にある障がいをもった子どもたちのための生活施設です。子どもたちが自分たちのちからで生活し、仕事をして社会で生き抜くための生活支援を行っています。
敷地の中に生活スペースがあり、日々の暮らしの中で支援できる施設は、全国に40か所ほどしか存在しません。若久緑園は、“一人ひとりが「幸せ」の形を追い求めて”を施設のミッションに掲げ、子どもたちはもちろん、相対する職員それぞれの「幸せ」を実現する大切さを常に考え、日々活動していらっしゃいます。

若久緑園の園長は熱意にあふれるエネルギッシュな方。園の取り組みや運営する上で大切にされている価値観など、たくさんの貴重なお話を聞かせてくださいました。
精力的に子どもたちを支援していらっしゃるのはもちろんのこと、園ではたらく職員一人ひとりの人生のあり方を大切にしているのがよく伝わり、寄贈に伺った岩下・古賀も初めて聞く現場の話に聞き入っていました。

2回目の寄贈となる九州大学病院小児医療センター親の会 すまいる さま
2025年1月には、九州大学病院小児医療センター親の会 すまいる に訪問し、商品を寄贈させていただきました。すまいる の皆さまに寄贈させていただくのは、今回で2回目です。
>>九州大学病院小児医療センター親の会 すまいる ホームページはコチラ

子どもの闘病に付き添った経験をもつ親御さまにて結成されたグループである すまいる。闘病中の子どもたちはもちろん、ご家族の心にも寄り添い、少しでも笑顔になれる居場所をつくろうと、活動を続けていらっしゃいます。
コロナの影響で思うように活動が進まない中、昨年9月から月に1度みんなで集まっての取り組みを再開。この日はちょうど月に一度の活動日で、2月に実施するレモネードスタンド※で展示する作品を作るために、みんなで集まったのだそうです。
※アメリカ発祥の支援活動「レモネードスタンド活動」は、小児がん治療研究のさらなる発展を目指す活動です。レモネードの売上がJCCGをはじめとする小児がん支援団体へ寄付されます。すまいる の皆さまも、レモネードスタンドの販売を定期的に実施しながら、ご支援を続けていらっしゃいます。
→ 詳しくはコチラ

すまいるの皆さまの元へは、カスタマーサービスより本田・青柳が訪問。スキンケアに使えるKCシリーズを寄贈し、その場で商品の特徴・使い方をご紹介しました。

カスタマーサービス 本田
2012年8月入社。カスタマーサービス部門にて電話対応業務を担当、現在は課長代理のポジションで仕事をしている。
>>以前登場した記事はコチラ

カスタマーサービス 青柳
2023年8月入社。外部拠点のコールセンターの稼働状況を分析しながら、応対品質の維持向上に向け尽力する。
>>以前登場した記事はコチラ

前回の寄贈の際にお渡しした商品を気に入ってくださった方もいらっしゃって、「乾燥がひどいので助かります、ありがとうございます!」と、お礼の言葉を頂戴しました。
お子さまの看護で、何ヶ月も病棟を出られない親御さまも多く、お肌をケアする十分な時間の確保が難しいとのこと。ハーブ健康本舗の商品が、少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の寄贈に対し、すまいるの皆さまからサプライズで感謝状をいただくことに!「子どもと一緒に頑張る親御さんへ、皆さまの温かいお気持ちを届けさせていただきます」と、嬉しいメッセージを頂戴しました。

その後は、すまいるの皆さまの直近の活動内容や、子どもたち・ご家族とどのようなお気持ちで向き合っているのか、貴重なお話をお伺いすることに。日々子どもたちやご家族と一緒に活動を続ける中で、子どもたちの行動原理に学ぶことがたくさんあるのだそうです。

「私たちの活動では、子どもと大人が一緒に工作したり、イベントで遊んだりします。活動中の子どもたちを見ていると、“かわいそうだから~~してあげよう”とか、“~~してあげなきゃいけない”とか、そういう行動原理じゃない気がするんです」
「困ったときはお互いさま、という感じで、助けることが特別なことではなくて、もっと身近で当たり前のことのようにやっているんです。すまいるで活動する上で、当たり前に手を取り合い、自分も困ったら助けてね!と素直に表現できる子どもたちの姿を見ると、学びがあります」

実際に子どもたちやご家族と一緒に過ごしているすまいるの皆さまのお話。初めて聞くことばかりで、訪問したハーブ健康本舗のふたりにとっても大切な時間となりました。

「知ることで、世界が広がる」商品寄贈を通じて感じたこと
今回の寄贈に際し、同行したハーブ健康本舗メンバーは何を感じたのか…12月に大きな木・若久緑園へ訪問した岩下・古賀に話を聞きました。

― 12月に訪問されてから、嬉しい出来事があったと伺ったのですが…。
古賀
実は、大きな木の皆さまから感謝状をいただいたんです!「ご支援いただきありがとうございました」「病棟で過ごすお母さん方にも嬉しいクリスマスプレゼントだったようです」と、あたたかいメッセージをいただきました。

岩下
メールでお送りいただいた感謝状は印刷して、額縁に入れて社内に掲示しています。寄贈に同行できなかったメンバーにも、自分たちの会社の商品が 大きな木 の皆さまに喜んでもらえたことを知ってもらえるようにしました。
― あたたかいメッセージをいただいて、嬉しい限りですね!実際に訪問し、お話を聞いてみて、おふたりはどのようなことを感じましたか?

岩下
大きな木では、入院生活の長い子どもたちやご家族に、月に1度あたたかい食事をふるまっているそうなんです。訪問させていただいた日は、ちょうどオムライスやサラダを提供する日で。食事と一緒にクリスマスのプレゼントもご用意されていたようで、みんなが喜んで受け取っている姿が印象的でした。
小さいお子さまだと、24時間泊まり込みでご家族が付き添い、ずっと病院の中で生活しなければならない場合があるのだそうです。長い闘病生活を過ごすお子さまとご家族の支えになるこの活動は、本当に素晴らしいと感じました。また、病院で勤務している先生と親御さんが、一緒に協力して活動している雰囲気がとてもあたたかく、素敵でした。

古賀
若久緑園は、多くの子どもたちの拠り所として、50年近く活動をしていらっしゃいます。敷地内には家のようなスペースがあり、子どもたちが笑顔で暮らしているのだと伺いました。福岡市内にそのようなすごい施設があったとは、知りませんでした。
子どもたちの中には、親御さんから十分に愛情を受けることができなかった子もいる、と伺いました。子どもたちと正面から向き合い、幸せに生きていけるように生活支援をする。並大抵のことではないと思いますが、子どもたちのことを第一に考え、行動を続けていらっしゃることに感銘を受けました。

岩下
若久緑園で発行している会報誌も見せてもらったんです。イベントや取り組みの紹介に加えて、園長さまの職員への育成方針が載っていて、印象に残っています。職員の皆さまがやりがいをもってお仕事されている背景には、子どもたちの幸せを真剣に考えようという園の信念が根底にあり、全員が体現されているのだと感じました。
― 大きな木と若久緑園、そして本田さん・青柳さんがお伺いした すまいる の皆さま。それぞれやっていることは違えど、子どもたちやご家族の心に寄り添って、自分たちができることを全力で考え抜き、行動されていますよね。

― 今回の商品寄贈・ご訪問は、おふたりにとってどのような時間になりましたか?
岩下
これまで身近にこういう活動をしている人がおらず、ドキュメンタリーやドラマでしか知らない世界でした。小児がんの子をもつご家族への支援や、障害児の入所施設での取り組みをしている方々が、どのような想いで子どもたちやご家族と向き合っているのか。実際にお話を伺って、世界が広がったような気がします。

古賀
訪問する前は、内心緊張していました。知らないことだらけで、どうお声がけしたらいいんだろう…と不安もあったのですが、実際に足を運ぶと、皆さんが笑顔で迎えてくださって。明るい雰囲気に包まれていて、こちらまで元気をいただきました。
同じ境遇だからこそできる支援。自立して生活できるようにする支援。自分ができることを考え、さまざまなご支援に取り組んでいらっしゃる姿勢に、とても感動しました。商品の寄贈を通じてお話を伺えて、本当によかったです。

人の幸せと社会に貢献。私たちにできることを、頭をひねって考える

2024年12月~2025年1月にかけて、福岡にて日々活動を続けていらっしゃる3つの団体に、商品を寄贈させていただいたハーブ健康本舗。ご縁をいただき、寄贈を通じて少しでも喜んでいただけたらと思っています。

社会に貢献するために…とはじめたことですが、ご訪問する中で貴重なお話を伺い、感謝状やあたたかいメッセージまで頂戴して、むしろ私たちの方がいただいてばかりだと感じています。
寄贈に同行したメンバーだけでなく、会社の全メンバーでこの出来事を共有して、引き続き会社の取り組みとして“人の幸せと社会に貢献”できることを考え、実践してまいります。

2025.2.12

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。