思わず目をとめてしまうユーモアと、ずっと使い続けたくなる品質に徹底的にこだわり、磨き続ける――。世界中のお客さまに長く愛されるブランドを目指し、お客さま視点でのものづくりにこだわり続けてきたハーブ健康本舗。

1998年の創業から今日に至るまで、さまざまなジャンルの商品を開発してきました。

自然美容健康茶『モリモリスリムシリーズ』をはじめ、サプリメント『シボヘールシリーズ』『100年健康源シリーズ』化粧品『KCシリーズ』など、さまざまなラインナップを提供してきました。2022年12月からは『ホルモヘアグロウエッセンス』の販売がスタートし、ヘアケア市場参入という新たな挑戦がはじまっています。

中でも、2004年9月より販売を開始し、長い歴史をともに歩んできた『ドッカンシリーズ』は、会社の成長を支え続けてきたロングセラーシリーズです。

今年は発売開始から20年を迎える記念すべき節目。

改めて開発当時の歴史を知り、商品の良さを深く理解するとともに、もっと多くの人たちにハーブ健康本舗の価値を届けられるよう、社内イベント『20周年突破記念報告&決起会』を開催しました。

発売20周年!創業からお客さまに愛され続けたドッカンシリーズ

ドッカンシリーズは、国内外の卸事業におけるハーブ健康本舗の主力商品として展開しているサプリメントシリーズです。

生きた酵素(※)を含む植物発酵物と、厳選したハーブ素材を独自のバランスで調合。からだに優しい自然植物素材で健康に寄り添い、世界中のお客さまにご愛顧いただいています。

※酵素活性のある原料を配合しているという意味。

1998年9月にシリーズ最初の商品『ドッカンアブラダス』を発売して以降、上位版や増量版など、タイプ違いのシリーズ品を数多く輩出しています。

特に2023年は、『ドッカンシボヘルス』『ドッカンカロヘルス』『ドッカンアブラダス有益生菌PLATINUM』と、同シリーズの新商品を続々リリース!さらにお客さまに喜ばれるブランドになれるよう、商品開発・販促部門ともに日々頑張っています。

ここ数年でシリーズ品を拡充し、ブランド力向上を目指して変化し続けるドッカンシリーズ。メンバーのブランド愛をはかるべく、イベント内ではドッカンシリーズにまつわるクイズ企画「ドッカン検定」を実施!

シリーズ品の発売時期並び替えや商品説明の間違い探しなど、難問クイズに苦戦する参加メンバー…改めて商品の奥深さに触れました。

卸事業の主力商品であるドッカンシリーズ。国内では各ドラッグストアでの店販や、楽天・AmazonといったECモールを中心に事業を展開しています。海外は特に中国での施策に注力しており、展示会への出展・ライブ配信を活用したプロモーションを推進しています。

イベント内では各販路の担当メンバーが登壇し、現在のドッカンシリーズでの展開について報告。売り場の最前線にいるメンバーが日頃感じているお客さまの熱量・最新の市場感について、貴重な話が聞けました。

ドッカンシリーズ誕生秘話|海外展開のきっかけは〇〇〇ブーム?

20周年の節目を迎えたドッカンシリーズ。

知られざる開発秘話について、創業者でありドッカンシリーズの生みの親でもある代表・永松に、イベント内でインタビューを敢行!一部始終を本記事でご紹介します。

代表・永松靖浩
ハーブ健康本舗の創始者。1998年の創業以降、自然美容健康茶「モリモリスリム」シリーズをはじめ、美と健康をサポートするオリジナルの健康食品を開発・販売。直近は化粧品事業や海外市場の拡大に注力しつつ、社内体制の強化として、マーケッターや部署リーダーの育成に力を入れている。

― 1998年に創業、2002年にハーブ健康本舗を設立、そしてその2年後である2004年に『ドッカンアブラダス』を発売しました。何か開発のきっかけがあったのですか?

永松
健康食品市場で新しいシリーズ品をリリースしようと企画を練っていた当時、「酵素」がブームとなっていて、数多くの商品が世に出ていました。ニーズがある酵素をとりいれ、自然植物でからだに優しく、内側からのキレイとダイエタリーライフをサポートできるようなサプリメントをつくろう!ということで完成したのが『ドッカンアブラダス』です。

― 商品そのものはもちろん、『ドッカンアブラダス』というネーミングは、非常にインパクトが強いなと感じます。なぜこの名前にしたんですか?

永松
商品開発のコンセプトを考えると、これしかないなと直感しました。お客さまが普段どのようなことに悩み、どのような理想をもっていらっしゃるのか。商品のどのような特徴がお客さまの理想の未来に貢献できるのか。

健康的な食生活に取り組みたいと考えるお客さまの気持ちに寄り添って、アブラが気になる食事と一緒に飲んでいただきたい!という想いを込めたネーミングにしました。

― お客さまに喜ばれる商品づくりへの想いが形となり、2004年からドッカンアブラダスの販売をスタートしました。初動はいかがでしたか?

永松
ハーブ健康本舗を設立したばかりの2004年は、直販事業をスタートする前です。企画メーカーとして販売をしていました。リリースした新商品の情報を発信して、情報をみた販売メーカーの担当者からオーダーをもらい、商品を販売・提供するという流れです。

1998~2006年の沿革
1998年7月 創業 健康食品企画・開発・販売事業開始
2002年4月有限会社ハーブ健康本舗(法人登記)
2002年9月 モリモリスリムの前身商品『痩美王妃シリーズ』10万箱突破
2004年9月 『ドッカンシリーズ』最初の商品ドッカンアブラダス販売開始
2006年8月 販売総数110万箱突破
2006年11月 健康食品直販事業(スッキリライフ通販)開始
自然美容健康茶『モリモリスリムシリーズ』販売開始

ありがたいことに、発売前から「取り扱いたい」とお声がけをいただき、すでに2万個の注文が入っていたのをよく覚えています。その後もたくさんのお客さまにご愛顧いただき、嬉しい限りです。

― 他社商品もたくさんリリースされている中、健康食品市場で愛され続ける商品は少ないというのが定説です。お客さまに愛され続けてきた理由について、社長はどうお考えですか?

永松
理由のひとつは、商品コンセプトのわかりやすさだと思います。いまでも商品開発の際は、お客さまに商品の特徴が魅力的かつわかりやすく伝わるかを重視し、販売するときにどう表現するかを考えながら開発を進めるよう心がけています。

もちろん、素材選びや配合にも徹底的にこだわっています。長年の開発ノウハウを駆使し、お客さまに自信をもっておすすめできるレベルになるまで世に出さないというのがポリシーです。ドッカンアブラダスの開発時も、何度も何度も試飲して品質改善を繰り返しました。お客さまには私のように1日に何度も飲まず、目安量を守ってお召し上がりいただきたいですね(笑)。

― 開発の背景には並々ならぬ苦労や努力があるのですね。発売以降、日本のみならず中国を中心に海外事業でも展開していますよね?

永松
実を言うと、直販事業に舵を切った2006年から、海外向けに販売事業を展開する2016年まで、卸事業にはあまり注力しなかったんです。それでも10年来ご愛顧いただいているお客さまに支えられ、ドッカンシリーズの販売を続けることができていました。

そんな中、販売実績が大きく伸長した時期がありまして。パートナー企業さまにも協力いただき調べてみると、中国の“爆買いブーム”の影響で、中国のお客さまに需要があるとわかったんです。

― “爆買い”は社会現象としてニュースでも連日報道されていましたね!2015年のユーキャン新語・流行語大賞にも選ばれています。

永松
ドッカンシリーズが中国をはじめ、海外のお客さまにもお喜びいただけるのではないかと考え、事業強化を行うことを決めました。当時の担当者と数名で、東京のパートナー企業さまのオフィスに伺ってミーティングをしたり、展示会に出展したりしたのをよく覚えています。

海外事業のメンバーが、ブランド認知と販路の拡大に向け日々取り組んでくれるおかげで、ドッカンシリーズがグローバルブランドとして成長し続けています。商品開発や国内の販促チーム、バックオフィスメンバー、全員一丸となってシリーズを盛り上げていきたいですね。

― 貴重なお話をありがとうございます!

永松
ドッカンアブラダスは、最初に開発したサプリメント商品です。健康茶の開発・販売は知見があったものの、粒タイプは初めてということで、ひときわ思い入れがあります。20年にわたってお客さまに愛され続けてきたのが嬉しいと同時に、こんなに長く売れるなんて…と驚いているのが正直な気持ちです。

他社商品が多く展開されている健康食品市場で、事業を拡大し続けられることはそう経験できるものではありません。ドッカンシリーズの認知がさらに広がり、日本・中国だけでなく、多くの国のお客さまのもとへ届けられるよう、会社全体で取り組んでいきましょう。

グローバルブランドとしてもっと成長できるように

20周年の節目を迎えたドッカンシリーズ。長く愛され続ける商品開発の裏側には、いまも変わらぬものづくりへのこだわりと、世界規模で価値を届けようとする想いが秘められていました。

ひとりでも多くのお客さまに、期待を超える喜びと感動をご提供できるよう、ドッカンシリーズに限らず、今なおたくさんの新商品開発に取り組んでいます。

独創的で、圧倒的。お客様の毎日に無くてはならないブランドとなり、人の幸せと社会に貢献し続けられるよう、企業理念「すごいの出そう」を胸に、日々精進します。

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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