ハーブ健康本舗の行動指針「クレド 22ヶ条」。

クレドは、ラテン語で「価値観・行動指針」を示す言葉。メンバーは経営ビジョンの実現に向け、クレドに表現された価値観・行動指針に基づき判断・行動することが求められます。

経営ビジョンの実現に欠かせない行動指針…ってことは、仕事以外のことでもこの指針で行動したら、大きな目標や夢が実現するはず!

――そんな軽い気持ちで重いチャレンジに挑戦する『会社の行動指針を信じて○○してみた』シリーズ第3弾!今回はズバリ、「山道100km」のレースに出場します。

前回のお話はコチラ

【失敗に学びやりきる】チャレンジに失敗はつきもの。失敗しても後悔せず、失敗に学んで再チャレンジ、諦めない

何事も順風満帆にコトが進めばいいのですが、新しいチャレンジに失敗はつきもの。大切なのは、「その失敗に何を学び、今後にどう生かすか」ということです。だから、私たちは失敗しても後悔せず、まずは冷静になり、現状を正しく把握、失敗の原因を特定し、結果思考でプロセスを組み直して再チャレンジします。失敗も成功するまでやれば、失敗ではない。諦めずにやりきります。

クレド第10条
[失敗に学びやりきる]より

練習が常に順調であるとは限りません。想定していたよりも距離が十分に走り切れなかったり、足腰がもたなかったり…。そもそもで、仕事の合間に十分な時間確保ができなかったことも。

力不足を痛感する一方で、クレドの「失敗に何を学び、今後にどう生かすか」が思い浮かびます。目標達成に向け、思考を切り替えて、練習メニューを再構築しないといけない…。

宮崎県の高千穂峰
標高が高く眺めは絶景!

最終的な勝負はレース本番。ですが、本番までに失敗する機会はたくさんあります。うまくいかない時にこそ学びを得るということは、目標達成にとって重要なことだと再認識し、改めて練習にのぞみました。

現状の仕事状況と練習メニューがうまくかみ合っていない課題があったので、いきなりガッツリ練習!とせずに、「体力を戻すこと」と「競技力を上げること」とに目的を振り分け、それぞれの配分を見直しました。

練習不足で息も絶え絶え…
友だちに引っ張ってもらっています

【適切な判断を速くする】全体最適の観点で、「適切な判断」を速くする。そのために「広い視野」を身につける

物事の一部だけを見て判断せず、視点を高くして全体を眺め、全体最適の観点から適切に早く判断ができるようになるよう、「広い視野」を身につけます。視野を広げるには、専門分野の(様々な媒体、機会、人、読書)からの情報収集に加えて、周辺分野の情報収集が欠かせません。収集した情報の「質」と「量」、そして「経験」が考え方のベースを作り、視野を広げるのです。

クレド第11条
[適切な判断を速くする]より

100kmレースは未知の世界なので、情報収集が重要。知人づてに情報収集してみることに。話を聞くと、他大会よりも必携品が厳密にチェックされること・長い距離なので山中で睡眠をとる選手もいること・仲間内で一緒に出走しようとするグループがあることを知りました。

最近はYouTubeでも大会の情報がたくさん出ているので、レース動画などが非常に参考になります。受付の雰囲気から、道中のコースの特徴を映像で把握できるので、本番までのイメトレにピッタリ!

大会の模様をYouTubeで検索…
非常に参考になります

本番のレースでは、分かれ道の選択や休憩タイミングなど、自分自身での判断が様々な場面で求められます。トレイルランニングの醍醐味ではありますが、不安も大きい…。ゴールまでたどり着けるよう、適切な判断をくだすための知識・経験を補充します。

特にナイトランの経験はナイトランで得るべき!ということで、夜練習にも挑戦。暗くて怖いですが、本番は頑張ります…。

福岡県にある大濠公園
夜でもランナーが絶えない聖地

【業務の効率化を推進】業務の効率化・システム化を推進し、ムダな時間や作業を無くし、仕事のやり方を進化させる

1日24時間、体は一つです。だから、私たちは、決められた通りに仕事をするだけでなく、今よりも、楽に、簡単に、早くできる方法を考えて、ムダな時間、ムダな作業を無くしていきます。お客様満足を意識して、効果的な良いアイデアを思い付いたら、すぐに文書にまとめて会社に提案します。ただし、業務量が急激に増え、手に負えない状況に陥った際は、すぐに会社に報告します。

クレド 第12条
[業務の効率化を推進]より

ランニング練習の最たる課題は“時間の確保”。私は現在フリーランスで仕事をしているので、普段はネット記事の執筆をしたり取材をしたり、パートナー企業とメールでやり取りしながら仕事を進めています。

忙しいのはありがたいことだと感じつつ、練習時間の確保が難しいのは悩みの種…。本番に向けた練習での最大の課題と言っても過言ではありません(笑)仕事のやり方を見直し、改善する必要がありました。

12月中旬に出張でタイ・バンコクへ
ルンピニー公園で走ってきました

今よりも「楽に」、「簡単に」、「早く」できる方法はなんだろう…と、改めて考えてみることに。やるべきタスクを洗い出して優先度をつけ、打ち合わせの隙間時間にやるべきことを明確にして取り組みました。

どうしても手が回らない業務はアウトソーシングすることに。仕事を他の人に手伝ってもらうことで、仕事の質を担保した上で自分の時間を確保することに。トレイルランニングの練習がきっかけではありますが、仕事のやり方を改善できるよい機会になりました。

出張中の合間にホテルで仕事
自宅のデスクより豪華で気分も上がります

【素直な心、向上心、感謝の心】どんな時も「素直な心」、「向上心」、「感謝の心」をもって仕事をする

素直な心とは、自分も含め、目の前の現実をありのままに、正しく認めることのできる心のあり方のことです。これはプロを目指す上でとても重要な要素の一つです。素直で向上心のある人は高い吸収力を持っていますので、新しい事をどんどん吸収し成長することができます。また、「ありがとう」という感謝の言葉を、積極的に発信し、仕事と人生に良い循環を生み出していきます。

クレド第22条
[素直な心、向上心、感謝の心]より

本番の日程がどんどん近づいてくる中、改めていまの自分を振り返りつつ、残り少ない日数の過ごし方を考えることにしました。

いまの現状では、充分にゴールできるほどの実力が足りていません。強靭な足腰、走り続ける体力、常にポジティブなメンタル…。日々の練習の中で、自分に不足している能力に気づく瞬間が増えてきました。

登山道がバラエティ豊富で
練習しがいのある若杉山

自分に足りていないこと、出来ていないことが明確になると、次に挑戦すべきことがクリアになります。今回の100km挑戦だけでなく、今後成長するためのポイントとして認識し、しっかり克服していきたいと思います。

また、100kmものコース整備や本番に向けた準備など、大会を準備いただくスタッフの皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。一緒に出てくれる友人たちやトレイルランニングの諸先輩方にも感謝の気持ちを忘れず、本番まで過ごしていきたいと思います。

ゴールに向かって一歩ずつ…
謙虚に、かつ向上心をもって

次回はいよいよ最終回!100kmレースの本番の模様をお届けします。

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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