ようこそ、ハーブ健康本舗(以下、ハーブ)の公式ブログへ。代表の永松です。
ハーブは「“ユーモア”と“品質”を磨き、世界でいちばん強いファンをつくろう」の経営ビジョンのもと、高品質で遊び心のあるオリジナル美容健康食品の企画販売で、組織として成長してきました。
私たちが商品つくりから提供するサービスにいたるまで、すべてにおいて追求していることは、 “ユーモア”と“高品質”この2つです。お客様の期待を超えるすごい商品やサービスをつくって誠実に提供する。そして、私たちの個性に価値を感じてもらえるお客様に、商品を気に入って長く使い続けていただき、ファンになっていただくことを、1番大切にしています。
なぜそこまで独自のユーモアと品質にこだわるのか?それには、私の生い立ちが関係しています。
原体験は、高校時代のバンド活動
私実は元バンドマンでして、高校時代はかなり本気でロックバンドをやっていて、プロになりたいと思っていました。高校生の時に初めてバンドを組んだんですが、それからというもの、なぜか取り憑かれたようにのめり込んでしまったんですね。その頃は、寝ても冷めても曲作りとギターの練習ばかりしてました。
創業する前に自分の人生を振り返ることがあって、「今までで1番夢中になれたこと、没頭できたことってなんだろう」と考えてみた時、真っ先に浮かんだのがこのバンドだったんですね。
そして、もっと掘り下げて「バンドの何がそんなに楽しかったんだろう」と考えてみると、「自分たちで作った楽曲や演奏が、人に評価されるプロセス」が楽しかったんだ、という考えに至りました。
高校時代を思い返すと、全国のレコードショップに自分たちのレコードがずらっと並んでいるイメージをもって曲作りや練習をしていたんですよね。そのイメージがフラッシュバックして、自分が企画から手がけた商品を全国に届けたいと強く思うようになったんです。
この時の強烈な想いが、今も私を突き動かしています。
そして会社を自分で立ち上げたのにはもう一つ理由があります。
私は大学卒業後、3社を渡り歩いて営業の仕事をしてたんですが、当時やっていた仕事で、「将来こうなりたい」というイメージを持つことができなかったんです。また、「こんな商品があったらいいな」とか「効率的に仕事をするためにやり方を変えたい」と思っても、まったく変えられない環境だったんですね。それがどうしても私に合わなくて。
そのときに、「自分が考えた商品を、自分の裁量で売ってみたい」と強く感じて、独立欲が自分の中でどんどん膨らんでいきました。
自分で立ち上げた会社で、自分で作った商品を自分で世に届けようと決めたのは、こういった経験が原点になっています。もし気に入ってリピートしてくれるお客様が増えれば、それは本当に自分で作ったもの(商品)が評価されている、という意味ですから。
そして独立当初は、とにかく色んなジャンルのビジネス書を読みまくりました。 業界経験もなく、経営もしたことなかったですから。暇さえあれば、朝から本屋に行って夕方までビジネス書のコーナーに張り付いて、よい本を探して何度も読んで自分用のマニュアルを作ることを繰り返しました。とにかく、事業を成功させたいという一心でした。
30歳、贈答用ラーメンで起業
今は健康食品の会社ですが、実は全然違うところから始まったんです(笑)
当時は「自分で商品を作って世の中に届けたい!」という想いだけで動いてました。正直なところ「モノ」は何でもよかったという。笑
その当時、友人と「お土産ラーメンはあるけど、贈答用の高級なラーメンってないよね」って話になり、一緒にやり始めたのがはじまりです。
やるからには本気で1番美味しいラーメンを作りたかったので、まずは福岡中のお土産ラーメンを片っ端から買って徹底的に研究しました。その中で1番美味しかった商品をベンチマークして、それを超える商品を作ろうと試行錯誤。
実はこの商品開発のスタイルは、今でも変わってません。
贈答用なので「多少値段は張ってもいいから、とにかく“感動するほど美味しくなければダメ”だ!」と美味しさを追求した結果、本当にラーメン屋すら超えたと思えるラーメンが完成しました。これを知り合いの社長数人に配ってみたところ、追加注文をいただけるほどの大好評でして、非常に喜んでいただけたんですね。
ダイエットティーと運命の出会い
1発目の商品開発がかなりの好感触でめちゃくちゃ嬉しかったんですが、やっているうちに色々と問題が出てきました。おいしさを追求するあまり、麺は限りなく生に近づいて賞味期限が短くなり、スープは粉末ではなく100%の液体スープに近づいて、めちゃめちゃ重くなったんです(笑)。まあ色々あって、結局、はじめてのチャレンジは失敗しました。
そんな時、たまたま見たダイエットティーの広告が気になってしまって、ダイエットティーって効果あるのかなーと思ってちょっと試してみたんですよ。ちょうどそのころ仕事のストレスから溜め込みがちな体質になり困っていたんで。
そしたらこれが想像以上の効果があって、感動しました。そのときに直感的に「これだ!」と思って、この日から私は日本一すごいダイエットティーを作って世に届けることを決意したんです。
贈答用ラーメンのときと同じように、当時人気があったダイエットティーを片っ端から買って飲んで、1番よかった商品をベンチマークしてそれを超えることに心血を注ぎました。ダイエットティーとしての効果・味・パッケージ・価格で圧倒的1番の商品を作るために、試作・試飲の繰り返し、試行錯誤の末「ダイエットティーの完全形ができた」と思えたのが、2001年に発売した「痩美王妃(そうびおうひ)」でした。
痩美王妃はモリモリスリムの前身商品なんですけど、インターネットショップで爆発的に買っていただけたんですね。
ありがたいことに本当にたくさんの方に買っていただけたのですが、あまりの注文の多さに工場での出荷作業が間に合わず、私が自宅で3ヶ月くらい、深夜まで出荷作業をしたことがありました。そのときは、毎日40~50箱の大きいダンボールが自宅から出ていってましたね。笑
ハーブ健康本舗の代名詞とも言えるモリモリスリムは、この痩美王妃をよりアップグレードさせた商品なんです。 効果・味・パッケージ・ネーミングなど総合的に見て、同ジャンルの商品では間違いなく1番の商品である自信があります。
リピーター様への感謝を痛感した、中国ダイエット薬事件
痩美王妃がたくさんの方に買っていただけるようになった、起業して2~3年目の話です。
ある日、国内の健康食品市場が急変する出来事が起きました。中国から輸入されたダイエット薬による健康被害が連日テレビで報道されたんです(もちろん弊社は何の関係もありません)。
この事件の風評被害で、日本国内では半年間くらい、中国製の商品はもちろん、日本製であっても少しでも中国っぽいイメージがある商品は、まったく売れなくなりました。廃業に追い込まれる同業他社さんも少なくなかったんですよ。
弊社も売上が前月比で70%ほど落ちる月が続きました。正直かなりキツかったんですが、そのとき廃業までには至らなかったのは、それでも買い続けてくださったリピーター様のおかげです。あんな状況でも買い続けてくださったお客様に、本当に感謝しかありませんでしたね。
この出来事は、私に「リピートする商品を作ることの大切さ」を再認識させてくれました。これ以来、私は「どうしたらリピートしてもらえるか」をより深く考えるようになりましたね。
もう10年以上続けているでしょうか、今でも弊社では、初回購入時に「後払い返品保証」をつけているものがあって、商品にご満足いただけなかったら使いかけの商品でも返品OKとしています。ご満足いただけなかったら支払わなくてよいので、購入のハードルがめちゃくちゃ低いんですよね。
だから、多くの人に試してもらえるし、気に入ってリピートしてくださるお客様にも多く出会えるんです。
「自分たちで作ったものが世に出て、人に評価されるまでのプロセス」を楽しむ私としては、「安いから」という理由だけで使っていただきたいわけではありません。本当に気に入って、長く使ってくれるお客様が増えることが1番嬉しいんです。
素敵な仲間と、未来へ
私はよく週末に、社員やパートナー企業の皆さんと飲みに行くことが多いんですが、これがとても楽しいんですね。
私は仲間と飲むのが大好きです。日頃よく「仕事も遊びも全力で!」と言っているので、そういった仲間が、社員にもパートナー企業にも自然と集まっているように思います。
仕事やプライベートなど一切関係なく、友達感覚で毎回盛り上がります。たぶん、想いが同じだったり、目標を共有する仲間と笑顔になれる。そんなひとときが好きなんだと思います。
ハーブの周りには本当に素敵なメンバーが集まってくれていると思います。
モリモリスリムのヒットで「自分で作った商品を世に届けたい」という想いは一定達成されたと思うので、これからはもう少し頑張って海外の方々にもハーブの商品を届けていきたいと思っています。
海外では日本製品への信頼が高く、弊社の商品も非常に高い評価をいただいてます。また、アジア諸国は急激に経済成長していますし、チャンスという他ありません。
2019年は海外事業の売上が25億円ほどだったんですが、2020年は必達35億、上位40億円を目指して邁進するつもりです。
それと、もう1つ。
今後は、私と同じ志をもつ事業リーダーを育成して、ハーブ内で複数の新規事業を立ち上げて、その事業を任せていけるようになれば最高だなぁと思ってます。もっと多くの方にハーブの商品を届けるために事業を拡大していくとなると、やはり私以外に事業を引っ張るリーダーが必要になりますから。
だからこそ新しく入ってきてくれる方にも、かなり厳しい基準を課している会社でもあります。「何がなんでもすごいの出そうという高い熱量」「お客様にまっすぐ向き合える真摯な姿勢」「大きな目標を掲げて絶対に達成させるという強い意思」をもった主体性のある人には、間違いなく成長できる楽しい環境です。
ぜひそんな方と一緒に、ハーブの商品をより多くの人に届けていきたいと思っています。
そんな新たな想いをもって、“ユーモア”と“品質”を磨きながら、2020年もたくさんの方に愛されるハーブ健康本舗をつくっていきたいです。
※宜しければ、会社の想い・メッセージをまとめているコチラもご覧ください。
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