通販事業をメインとして、さまざまなお客さまにアプローチしているハーブ健康本舗。商品開発・販促部門・バックオフィス…さまざまな部署が存在し、協力しあって業務を進めています。

本ブログでは、これまでさまざまな部署の仕事内容・日々「すごいの出そう」を体現するメンバーの想いを紹介してまいりました。しかし!まだまだ紹介しきれていない仕事や、すごいメンバーがたくさんいます。
これまで登場してこなかった重要ポジションの仕事や、縁の下として活躍し続けるメンバー。語られることがなかったハーブ健康本舗の“すごい仕事”や“すごい人”をご紹介すべく、今回からハーブ健康本舗 ㊙のお仕事シリーズをスタートします!

シリーズ第1段は、数が多く複雑な商品&オファーの販促を実行する上で、関係各部署と連携しながら企画の実現に大きく貢献している、事業を推進するエキスパートをご紹介!

マーケティング戦略室 石川
2018年7月入社。広告メディア企画のTV・紙媒体部門に所属し、その後マーケティング戦略室へ異動。

システム 伊藤
2018年12月入社。広告メディア企画のWeb部門に所属し、その後システム部門へ異動。
部署の垣根を超えて連携&調整!数多の企画実現を進める業務推進の仕事
― 実は昨年の経営計画発表会で、おふたりは“2024年度に会社の事業推進に特に大きく貢献したすごい人”として表彰されたんですよね!
― 大きなプロジェクトから複雑な施策まで、部署の垣根を越えて事業推進に貢献した立役者として表彰されたおふたり。普段はどのような仕事をしているのですか?

石川
新しい施策の具現化に向けて、複数の関連部門とやり取りしながら調整していくのが私のメイン業務です。私が所属しているマーケティング戦略室では、週に1度は何かしら新しい施策の話が出てきます。チャット上で伊藤さんを含む「業務推進チーム」を結成していて、新しい企画の検討が進む度にやり取りしながら、タスク・確認事項の洗い出しやスケジュール引き、販促部門・バックオフィスとの連携・相談を進めているんです。
伊藤
私はシステム部に所属し、石川さんとやり取りしながら各施策・販促を進めるためのシステム設計を組み立て、懸念・確認事項の洗い出しやシステム対応のスケジュール管理を行っています。商品の新発売から期間限定のキャンペーン企画まで、すべての施策の業務推進役として、システム面からサポートするのが私の仕事です。また、通販基幹システムの担当として、事業拡大に向けたシステム改修を進めています。
― マーケティング戦略室とシステム。部署は違えど協力して、ハーブ健康本舗の事業推進を支えているのですね!そういえば、ふたりとも部署異動を経験していますよね?

石川
はい!もともとTVやチラシ媒体といったオフライン広告メディアを扱う部署で、手配業務全般を担当していたんです。2023年5月にマーケティング戦略室が発足し、業務推進の部分で人員を強化しようということで声がかかり、異動することになりました。
マーケティング戦略室では、数々の施策が並行して進行します。確認・懸念事項を適切に発見し、対処することが求められる仕事です。マーケティング戦略室に異動してから、施策の実行に懸念がないよう、やるべきことを自分で洗い出して進める場面が増えました。これまで以上に、仕事に対して積極的な姿勢が身に付いたように感じています。

伊藤
私はWebの広告運用を担当していたのですが、実は当時、今後の自分のキャリアについて悩んでいたんです。このまま仕事を続けるべきかと迷っていた時、先輩社員から「販促のこともわかるし、システムの仕事に向いているんじゃない?」と声をかけてもらったことがあって。会社と相談の上、事業拡大に伴い体制強化を目指していたシステム部門への異動が決まりました。
お客さま向けの販促企画や特別対応を実現する上で、システムの制御は密に連動します。もともとWebの販促に関わっていたため、どういう売り方をしたいのか、システムが何を実現すべきなのかはイメージがつきやすく、システム部門ではたらく上でプラスになりました。現在も、システム設定の依頼がきたら、販促部門の背景まで踏まえて反映するよう心掛けています。

― それぞれ販促部門に所属していた経験を、しっかりと実務に生かしているのが素晴らしいと思います!話を聞く限り、すべての施策に関わる訳ですから、相当の数の案件が同時進行で動くんじゃないですか?
伊藤
そうですね。販促以外にも、業務推進が関わっているプロジェクトはたくさんあります。お客さまに便利にお買い物いただけるようお支払い方法を見直したり、通販サイトを改修したり…。新たなセキュリティ対策を導入する場合もシステムが密に関わるので、致命的なミスがないよう、慎重に確認しながら対応しています。
石川
提供しているサービスを改善すると、配送箱をはじめ各種ツールの改版が必要になる場合もあるんですよね。伊藤さんがシステム面をしっかりケアしてくれて、私の方では関係するツール改版のスケジュールを調整したり、ほかの販促との整合性で問題ないかをチェックしたりしています。

最近は部署ごとに新施策を企画することが増えたので、関連部署の施策との兼ね合いやスケジュールを調整していくのに苦労することもあります。確認が滞るとその分実行スピードが遅れるので、当初はプレッシャーに感じることも少なくなかったのですが、お客さまによりよいサービスをご提供できるよう、前向きに頑張っています。
― ひとつの施策をやるのに、複数の部署が関わったり、ほかの施策に影響が出たり…。事細かなケアが必要になりそうだと感じました。

伊藤
キャンペーンの中身や施策の意図は、きちんと理解をしておかないといけないので、依頼時にヒアリングしてできるだけ詳細に把握するように努めているんです。単にシステムを設定するだけなら話はシンプルですが、狙い通りの結果を出せる施策となるよう、販促部門の意見も取り入れながら、最善のシステム設計を提案しています。
石川
販促部門が実現したいという熱意は十分感じていても、社内のリソース・オペレーション・システム面などの要因をクリアするのに苦戦する場面もあるんです。お客さまのために!と思って各部署が企画している策を可能な限り、いち早く実現できるように、業務推進としてできることに精一杯取り組んでいます。

伊藤
施策の実現をサポートすべく、販促部門とのコミュニケーションを密にとれるように、Webの販促部門・システム・マーケティング戦略室のメンバーで定例会をやっています。毎週1回、アイデアベースの段階から施策の情報を伺い、サービス実現に向け一緒に動いているんです。
自分たちの仕事が会社の大きな成果に…!業務推進のやりがいとは
― 販促部門をはじめ、各所との密なコミュニケーションを大切にされているんですね!

石川
Web・マーケティング戦略室・システムで定例会をしようと提案してくれたのは、何を隠そう伊藤さんなんです。チャット上だけでやり取りを済ませると、どうしてもコミュニケーションが取りにくい部分があるので、顔を合わせて双方の内情を理解しながら話を進めています。何度も会を重ねるごとに、だんだん理解が深まってきました。
伊藤
もちろん、ほかの部署ともコミュニケーションを密にしています。施策や仕事の内容によっては定例会のやり方も変えていまして。たとえば既存のお客さま向け施策は、企画の立案段階から具現化・正式な設定依頼と、3つの段階に分けて打ち合わせをしているんです。施策実施までのフローを明確にして、お客さまごとのセグメントをきちんと整理しながら、ミスのないようシステム設定を進行しています。

石川
社内だけではなく、パートナー企業である代理店のご担当者さまから、新しいアイデアをいただいて実施するケースもあります。変化が激しい市場のニーズを最短で汲み取ったアイデアが多いので、すぐ実現できるようスピード感を早めて対応しています。
伊藤
先方から施策の提案をいただく機会が、ここ数年でぐっと増えた印象があるんです。自社の施策は自社でアイデアを出して、社内で完結させることが多かったのですが、パートナー企業さまとの関係性が強固になり、一緒に事業に取り組んでいる気持ちが高まっているように感じています。
― 社内・社外問わず、さまざまな依頼を整理しながらプロジェクトの具現化に貢献しているおふたり。

― 仕事のボリュームが多く大変な場面も多いかもしれませんが、忙しい日々の中で頑張れるモチベーションだったり、仕事のやりがいだったりはありますか?
伊藤
部署異動して、システムの立場として業務推進に関わる中で、社内の皆さんが信頼して任せてくれたり、頼られたりする場面が増えたんです。私自身も自信をもって対応できる範囲が広がり、貢献できるようになったのは、仕事のやりがいだと感じています。
石川
私も、各施策のスケジュールや確認事項を伊藤さんとすり合わせながら決めていき、各施策が無事実行できると、達成感を感じます。最近、お客さまへのサービスを大きく見直すプロジェクトがあり、年明けに無事リリースできたことがすごく印象に残っていて!

伊藤
本当に大きなプロジェクトでしたよね!関連する部署やタスクを、石川さんと一緒に洗い出すところからはじめて…システムもWebサイトもツールもすべて関わる話だったので、何度も漏れがないか確認しながら慎重に進めたのをよく覚えています。
石川
ケアが必要な点や変更しないといけない点が多かったのですが、無事にきちんと対応できて本当によかったです。後々「売上の数値に結果が表れているよ!」と教えてもらって、自分たちが関わった取り組みが、会社の大きな結果につながったことに、正直驚きました。
伊藤
見込んでいたよりもよい反響だったことがわかり、私もビックリしました。対応している最中は実感がなかったのですが、会社のメンバーと一緒に取り組んだことがお客さまに届き、反響をいただけたのが嬉しかったです。

石川
何より、各部署のご協力がなければできない仕事だと日々感じています。協力してもらうには、まずは信頼してもらうところがスタートだと思うので、自分自身がしっかりと施策に向き合い、施策の背景を理解しながら仕事にあたるよう心掛けているんです。
― 適切な管理と、各部門への細やかな配慮で、会社の一大プロジェクトを実現に導いていらっしゃるんですね!とても前向きにお仕事されているのだということが伝わりました。

石川
ありがとうございます!業務推進の仕事は、いまの自分に合っていると思います。いまのポジションではたらくようになって、通販事業の一連の流れが把握できるようになりました。これからも仕事を通じて、どんどん成長していきたいです。
伊藤
私も、事業・施策を生み出すことに関われるいまの仕事を引き続き頑張ります。入社して7年目ですが、何事もわかったふりをせず、わからないことは素直にきくよう心掛けているんです。自分自身が知識をどんどん吸収し、会社全体の事業の推進役として、チームとして確立していきます。
縁の下の力持ち!業務推進チームが会社の飛躍を後押し
拡大に至るまでに数多くのテスト・検証を繰り返し、多数のフロント商材・複雑な受取回数ごとの設定など、縁の下の力持ちとして活躍する石川と伊藤。

部署を越えた“業務推進チーム”として連携し、社内外とのコミュニケーションを密に取りながら、日々多くの企画実現に貢献しています。お客さまの反響や会社の成果を自分事として喜び、さらに成長しようと努力する姿が印象的なふたりでした。
インタビューの締めに、今後の目標や将来のビジョンについて聞いてみました。

石川
企画アイデアを具現化していく中で、どのように情報を集約していくべきかが、少しずつ理解できてきました。事業全体を見通す高い視点で見つめながらサポートしていきます。併せて、私がやっている仕事を仕組み化・標準化し、中長期的に継続できるやり方も模索していきたいです。
伊藤
基幹システムのフロント業務に関わり始めて、まだ歴が浅いと感じています。いま以上に勉強して、自信をもってシステムの仕事に取り組めるよう、知識・経験を身につけたいです。システムは通販事業の要になる大切な基盤なので、今後もやりがいをもって業務にあたります。
2025.3.17

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。