新しい職場環境や仕事内容に慣れてくる入社3年目。一般的には、会社から求められる役割が変わり、より責任のある仕事を任せられ、仕事の価値観に変化が生じやすい時期です。
3年の月日を会社で過ごし、たくさんの仕事をこなしてきたスタッフには、自身をとりまく職場の環境や働く価値観にどのような変化が生じているのでしょうか?
ハーブ健康本舗に入社してちょうど3年目を迎えた社員・井下に、話を聴いてみました。
★社員紹介★
経営企画 井下
2020年1月入社。販促の数値算出から既存のお客様向け施策の企画、システム領域の分野まで幅広い経験値をもつ。井下の3年間は都度本ブログでも取り上げている。
業界未経験から、販促・システム領域まで…3年間を振り返る
― 3年間のハーブ健康本舗での日々を振り返りながら、当時の状況を教えていただきたいと思います。経営企画に入社されたのは、2020年でしたね。
井下
そうですね。最初にこのブログに登場したときは、まだ入社して3ヶ月目の頃でした。
― 3年が経ったいま、当時を振り返って、いかがですか?
井下
がむしゃらに働いていましたね。業界未経験なのもあって、1秒でも早く会社のこと、通販の本質を理解しようと、必死に取り組んでいた半年間でした。負けず嫌いな性格なので、「できないこと」が「できること」になるよう、努力を続けていました。
井下
最初は部署運営のお手伝いをメインに、当時の上司から仕事を引き継いで取り組んでいました。入社して半年後には、CRM企画の分析・数値管理やタスクの管理など、より実務に踏み込んだ仕事をさせていただくようになりました。
― 経営企画に所属しつつ、CRM企画の部署メンバーと一緒に、既存のお客様へのサービス向上や業務推進に貢献されていたのですね。
― 入社して1年後には、キャンペーンの企画・立案を進めるようレベルアップされたと、過去の記事で話していただきましたよね!仕事内容がどんどん変わっていく中で、どのようなことを考えて仕事されていたのですか?
井下
日々「難しいなぁ…」と思っていました。もともと前職は営業がメインの仕事だったので、目の前にお客様がいて、目の前の方の悩みを解消していました。ですが、通販事業は対面での営業と異なり、顔が見えない不特定多数のお客様の悩みを解決する提案をしたり、お客様が想定されているであろう期待を超えるための企画を生み出すことが求められます。
井下
目の前にいないお客様の気持ちや状況を想像して企画をする、というのが、最初は慣れず、スッと入ってこなかったように思います。同時に、そこに前職になかった楽しさを見出していました。今までと違うベクトルで物事を考える面白さがあって、楽しく仕事ができていたように思います。
― 仕事内容が変わる中で、面白さを見つけて真剣に取り組めるのが、井下さんのすごいところだと思います!
― そんなCRM企画時代が、昨年ガラリと変わったんですよね?
井下
正確には、CRMの仕事を本格的にやっていく中で、基幹システムの業務にも携わるにようになり、2021年の12月頭には、システム領域の仕事をメインで実施するようになりました。
井下
販促部門での経験を活かし、さまざまなお客様にご満足いただけるキャンペーンを実現する上で、システム上どの要件を満たすべきか。どのタスクを優先すべきか。日々勉強しながら取り組みました。
― ハーブ健康本舗3年目の現在は、どういう仕事をされているのですか?
井下
現在は基幹システムの主担当を任せていただいています。通販の根幹に関わる重大な仕事なので、ミスのないよう、またスピード感をもって対応するよう心がけています。
井下
加えて、ヘルプデスク領域も一部兼任し、勉強しながら取り組んでいます。一口にシステムと言っても専門分野がたくさんあるので、自分ができる範囲を拡げながら仕事をさせてもらえているのが何より嬉しいです!
3年間の月日で会社はどう変わっていったか
― ハーブ健康本舗に3年在籍していく中で、井下さんの職場環境や周囲の人たち、あるいはご自身の働く価値観に、どのような変化があったのかを教えていただきたいです。たとえば「働きやすさ」。入社当時と比べて、働きやすさに変化はありましたか?
井下
個人的には、昔よりも残業が減らせてきているように感じています。仕事に慣れていなかったのもあると思いますが、最初の頃は仕事をやり終えるのに時間がかかったり、終業後まで仕事をしないといけなかったりすることがありました。
井下
現在は、自分の中での「タスクを管理する経験値」が溜まってきていて、優先順位がつくようになりました。仕事のボリュームを把握し、無駄な作業を減らせているように感じています。
― 効率よく仕事ができると、残業が減り、自分の時間がもてたり、家族と過ごす時間が増えたり…オンとオフの切り替えがやりやすいですよね。
井下
そうですね!自分個人の話でもそうですし、会社全体でみても、業務効率化の視点で仕事をするよう、変化してきているのかなと思っています。システム部署内では連携しながら、効率的に業務を推進できるよう日々取り組んでいます。
― 会社全体で、という視点の話をさらに掘り下げたいのですが、ここ3年で会社の姿勢や価値観に変化を感じる部分はありますか?
井下
会社の価値観をメンバークラスまで落とし込み、一人ひとりが経営者視点を取り入れられるよう、会社全体で動いているのが、ここ最近の大きな変化なのかなと思います。具体的に言うと、2023年の2月頃から、バックオフィス部門で「社長の方針共有会」がスタートしたんです。
井下
システムや管理、出荷といったバックオフィスのメンバーが集まり、直接社長から会社方針について共有を受けたり、自分たちの業務においての課題や改善点を伝え、承認をもらう場が設けられまして。実際にこの場で報告した課題が改善に向けて動き出していたりもします。
― そのような取り組みが始まっていたのですね!確かにここ数年、このブログでも「経営者視点」という言葉がよく登場していました。
井下
日々目の前の仕事をこなすだけでなく、求められるスキル・マインドが変わった印象がありますし、メンバーが必要なスキル・マインドを身に着けられるよう、会社として環境を整えている動きが、ここ3年の変化なのかなと思います。
― 井下さんはシステム部署のメンバーと仕事をする機会が多いと思いますが、部署メンバーの変化を感じることもありますか?
井下
それぞれに任せられる領域が広がっていて、自主性が育ちやすい環境だと感じています。同じシステム部署で働く後輩がいるのですが、最近特に日常業務で積極的に仕事を進めているのが印象的なんです。
井下
自分の担当はここまで…と線引きせずに、さらにできることがないかと、質問したり手伝いの声かけをしてくれたり。積極的な姿勢で働く人が同じ部署内にいると、仕事面でありがたいのはもちろん、こちらも働くモチベーションがあがるので、とても嬉しいです!
さらに次のステップへ。すでに動き出している「新たな挑戦」とは?
― この3年間で、井下さん自身は仕事の内容・範囲が変化し、新たな専門領域の習得を前向きに取り組んでいらっしゃる印象です。またシステム部署としても、効率的な働き方の模索や経営者マインドの浸透など、いまの時代に即した働く価値観が創造されているように感じました。
井下
ありがとうございます!…と言える立場ではないかもしれませんが(笑)。いろいろと経験をさせてもらえて、本当にありがたいと感じています。
― 3年目を迎え、今後もさらに活躍されることかと思いますが、今後の展望や目標などありますか?
井下
いままでやったことがないシステム領域の仕事をできるようになりたい、と思っています。実はもう既に動き出していまして…。
― 行動が速い!
井下
いままでは既存のシステムを整備・修正したり、やりたい販促やキャンペーンに沿って準備していくことがメインだったのですが、次のステップとして、新たなシステム構築に挑戦したいと考えています。
井下
要件定義からはじめ、業務フローやルールづくりの段階から検討し、事業のスピード感をさらにアップできるシステムを構築する。ちょうどいまのハーブ健康本舗のシステムでも、ここにシステム構築できれば…という分野があって、たくさんの方にご協力いただきながら推進しているところです。
― 新たな挑戦、やりごたえのありそうな内容ですね…!
井下
頑張って成功させます!また、ありがたいことに仕事で任せてもらえる領域が増え、自分で判断して物事を進められるようになりました。より広い視野で仕事をする、より高い視点で判断できるよう、さらに精進していきます。
3年間という時間の中で、市場、そして会社の変化がめまぐるしく起こり、その中で日々成長を遂げている井下。入社3年目の率直な想いと実情を知ることができました!
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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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