お客様の美と健康をサポートするオリジナル商品の開発・販売を行うハーブ健康本舗。ご提供する商品の品質に一切妥協せず、徹底的に管理・向上させるよう努めています。

商品や広告物、サービスの品質維持・向上を使命とし、日々業務をしているのが[品質管理]部門です。

商品やサービスができあがるまでの過程、リリース後の品質を維持するべく、常にフル稼働を続ける品質管理の仕事についてご紹介します。

★社員紹介

品質管理 伊島
2021年入社。前職では通信販売・卸業の会社にて、化粧品の手法製造・商品開発などを担当。ハーブ健康本舗では品質管理に所属、前職の経験・ノウハウを活かし活躍中。

商品設計から発売以降の管理まで…広範囲をケアする[品質管理]の仕事とは

― ハーブ健康本舗の職種一覧では、商品開発の一部門として「品質管理」が紹介されています。商品の企画や販促準備との違いを踏まえ、今日は品質管理の仕事について理解を深めたいです!

伊島
品質管理の仕事は、一言でいうと「品質を保証する管理業務」です。実務は2名体制で行っており、その中で「化粧品」と「健康食品」に主担当を振り分けています。案件によっては2人で集中して対応することもあるので、情報共有しながら日々取り組んでいます。

― 「品質を保証する」というのは、具体的にはどのようなことをするのですか?

伊島
まずは、商品ジャンルごとに定められている法律に則って、必要な試験や確認を遂行し、品質を担保する仕事が挙げられます。ハーブ健康本舗で取り扱っている商品は、現状「健康食品」「化粧品」「雑貨」があります。この3つはそれぞれ関わる法律が異なりますので、それぞれの基準を確認の上、堅守しています。

― 口にする健康食品、肌に塗る化粧品…それぞれの品質基準をクリアするよう、厳密に確認しているのですね。

伊島
その通りです。万が一にも品質に不備がある商品をお客様へお届けしてしまっては、多大なご迷惑をおかけしてしまいます。そうならないよう、国や業界団体からの法改正・最新基準の情報をキャッチアップして、常に適正な対応を行っています。

― 商品の種類も数も増えているので、かなり幅広い対応が必要になりますよね。

伊島
そうですね。加えて、新商品の開発段階から発売した後まで、常に品質を管理していくのが仕事範囲になります。そう考えると、期間的にもボリュームのある仕事といえるかもしれません。

― 「新商品の開発段階から発売した後まで」?

伊島
まず新商品の開発段階では、商品の品質や安全性に問題がないかの確認を、商品開発担当者と一緒に練り上げています。この時点で品質に懸念されるものをすべて排除し、お客様へ安心してお使いいただく保証を築いています。

伊島
たとえば、使用する素材・成分の組み合わせ・配合量についての安全性を担保したり…あとは、化粧品のパッチテスト(※)を第三者機関に依頼して確認したりしています。基準の確認だけでなく、実際に製造工場へ赴いて、設定通りの商品が生産されているかを確認したりもしているんですよ。

※パッチテスト…特定の物質が皮膚におよぼす炎症の影響を調べる診断方法。

― 試験や確認のみで完結させずに、ご自身の目で新商品の品質を見極め、判断されているのですね。

伊島
新商品の品質に問題がなければ、正式に販売開始となります。ですが、お客様の元へ商品が届いた後も、商品の品質確認は怠りません。発売後の商品の品質チェックを実施しつつ、お客様からいただいた商品に対する違和感・クレームをスピーディーに確認し、品質の課題発見・原因追及・改善を行っています。

― 商品に使用している一部の素材は、生産時期の影響で通常と風味が異なることがありうるのですよね。前回のモリモリスリム座談会でも話題に上がりました。

伊島
社内で事前に見つけるのが筋ですが、長年ご愛用されているお客様が商品を使用されて、いつもお使いの商品との違いや不備を発見されるケースもゼロではありません。最速でのお客様へのご対応と、クレーム商品の確認、原因究明を行い、お客様へのご迷惑を最小限にするよう心がけています。

伊島
商品の開発段階から重々確認しているので、品質不備はかなり稀なケースではあります。しかし、お客様が商品に対してご意見をくださることに誠意をもって対応し、日々学びながら改善につなげています。

○○○○の仕事にも挑戦!?ハーブ健康本舗の品質管理はココが違う

― 伊島さんは2021年にハーブ健康本舗へご入社されましたよね。前職時代も化粧品に関わる仕事をされていたと伺ったのですが…。

伊島
はい、商品の通信販売と卸業を行う会社に勤めていました。業界経験は20年近くあり、前々職の化粧品製造メーカーで年間600処方の開発を行い、新商品開発の段階から携わった経験もあります。

― 化粧品開発に関するノウハウを豊富にお持ちなのですね!ハーブ健康本舗に入社した当時は、どのようなことを感じておられましたか?

伊島
実を言うと、最初は戸惑う場面が多くありました…。もちろん前職までの経験やノウハウは現在のハーブ健康本舗での仕事に通じる部分が多くあります。ただ、健康食品が流通量の多くを占めるハーブ健康本舗で食品における品質管理の経験をさせていただき、化粧品の品質管理と違う面があって。経験値が高まったなと実感しています。

― 最初にお話いただいたように、商品ジャンルによる基準の違いがあるんですよね。

伊島
化粧品は肌に塗るもの、健康食品は口に入れるもの。アプローチが変わりますので、それに伴い品質上で気を付けるべきポイントが異なります。この点を本質的に理解して、品質の維持・向上に必要なことは何か、検討し実践する。ここに品質管理の「仕事の面白さ」があると思います。

― 「仕事の面白さ」という言葉が出たので、さらに掘り下げていきたいなと思います。ハーブ健康本舗で仕事をしていて、ここが面白い!ここが特徴的!という部分があれば教えてください。

伊島
そうですね…難しい仕事に挑戦する意味での面白さもありますが、加えて担当範囲に縛られず、幅広い業務をさせてもらえるところが、ハーブ健康本舗で仕事をしていて「面白いなぁ」と感じます。

― 幅広い業務…といいますと、品質管理の仕事以外にも何か取り組まれたことがあるのですか?

伊島
それこそ最近では、LP(※)制作でお世話になっているパートナー企業さまにご協力いただき、社内で広告に使う写真の撮影をお願いしたことがあって。その時、私がアテンド役として撮影の進行やサポートをさせていただきました。

※LP…ランディングページの略。広告で使用するWebページ。

― 確かに撮影補佐は品質管理の仕事ではないですね(笑)。実際に撮影に関わって、どのように感じられましたか?

伊島
撮影の時に、LP制作会社の方々がどのようなことを考え、動き、提案しているのかについて、その現場にいたからこその学びがありました。品質管理の業務だけでは感じ取れなかった学びは貴重です。品質管理だけでなく、販促する視点での考えを知り、視野を広げて仕事ができる環境にあり、そこがハーブ健康本舗の特徴だと思います。

― 商品の開発から販売、お客様へのアプローチによるファン化促進までを一連の流れで捉え、部署連携を重視するハーブ健康本舗らしさを感じます。面白さは理解できたのですが、「ここはちょっと大変…」みたいな部分はあるのでしょうか?

伊島
まさにいま出てきた「連携」の話が、仕事の難しさ・大変さに関係すると考えています。ハーブ健康本舗が求める品質のレベル・対応スピードを実現するにあたり、各部署・パートナー企業との連携は必要不可欠です。一緒に進める上で、認識にズレが生じた場合の調整・管理は、なかなか大変だと感じています。

伊島
商品の品質は、品質管理が独力で奮闘すればなんとかなる訳ではありません。綿密な設計で魅力的な商品を具現化する商品開発・お客様の声をいちはやくキャッチするカスタマーサービス・日々神経を尖らせて製造する工場の皆さま…関わる全員で一緒に品質を作り上げていくために、こまめな情報共有とスピーディーな意思決定をベースに、熱意をもって推進しています。

― 特にお客様からのお申し出で品質確認をする際は、いかに早く誠実に対応できるかが肝になりますよね。おっしゃる通り、強固な部署連携が品質維持と向上、ひいてはお客様との信頼関係につながるのですね。

伊島
具体的にお話すると、お客様から商品の品質に関するご連絡やクレームをいただいた際は、カスタマーサービスにて個別のカルテに詳細を記録してもらい、品質管理に即連絡がくるフローとなっています。いつも対話内容を事細かに記載していただいているので、大変スムーズに進行できます。

伊島
内容は工場側にも共有し、現物が届くまでに製造時の書面確認や分析機関への対応、お客様へのフィードバックの内容検討を進めています。このように、それぞれ進行する内容が明確になっており、各自の範囲を全力で進めて対応しています。

グローバルブランドにふさわしい「攻めの品質管理」将来のビジョンとは

― ハーブ健康本舗で品質管理の仕事をされていて、いま、どのようなことを感じていらっしゃいますか?

伊島
仕事を進める中で、任せてもらえる業務範囲が増えました。自己責任で進められる場面が多くなる分、責任やプレッシャーを感じますが、私はそこにやりがいを感じています。引き続き、ハーブ健康本舗の品質管理として、日々の業務と並行して、会社規模に合う品質管理のフローや基準づくり・より高品質な商品開発の土台づくりに貢献していきたいと考えています。

伊島
お客様にとっては、商品の品質に関するイメージ=会社のイメージです。「ハーブ健康本舗が提供する商品は本当に素晴らしい」と、多くのお客様にご満足いただけるように、最高の品質をトコトン追及し、品質管理として強固な体制を構築していきたいと考えています。

― 頼もしい限りです!伊島さんご本人は、何か今後挑戦したいことや、理想としている働き方などありますか?

伊島
個人的には現状に満足することなく、さまざまな分野に首を突っ込んで、挑戦し続けていきたいと考えています。会社として、中国をはじめとする海外への拡大が進み、世界に通用するグローバルブランドへと成長しようとしています。世界各国で販売する上での法律も異なるので、しっかりと勉強して体制を整えたいです。

伊島
また、販売手法や企画のちからを身につけ、品管の知識と組み合わせて、よりよい品質を磨き上げていきたいと考えています。品質管理のミッションとして「攻めの品質管理」「維持だけでなく、改善までちから強く推進できる組織」を目指すようにしていますので、しっかりと頑張っていきます。

― 素敵なコメントありがとうございます!最後に、組織の規模が拡大していく中で、今後伊島さんが「品質管理部門で一緒に働きたい」「こんな人が品質管理に向いている」という人物像があれば教えてください。

伊島
ハーブ健康本舗が大切にしている「素直さ」「向上心」「責任感」が備わっていれば、一緒に強い組織形成ができると信じています!信頼できる仲間を増やして、品質クレームゼロを目指し、攻めの品質管理を実現していけるような、そんな人と働きたいです。


会社の進む方向性に沿って、熱量高く推進する品質管理部門。

商品数の増加・販路の拡大に伴い、さらにスキルを磨いて品質の維持・向上に取り組む強い姿勢を、インタビューで垣間見ることができました。

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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