お客さまの美と健康をサポートするさまざまな商品を企画・開発・販売しているハーブ健康本舗。たくさんのお客さまに支えられ、全商品累計販売個数は2800万個※1を突破しました。

※1 2024年10月末時点出荷実績 自社調べ。

長年ご愛顧いただいているお客さまのおかげで企業活動を続けられていることに感謝しつつ、期待以上の価値を創造すべく日々精進しています。お客さまの美と健康をサポートする、これまでにない斬新なアイデア力&確かな品質を生み出すノウハウ。私たちの強みを存分に生かして、新たな商品の開発に取り組んでいます。

2020年2月、ハーブ健康本舗の代表・永松&商品開発の武下に、ロングセラー商品『モリモリスリム』の開発秘話を語ってもらいました。あれから約5年。モリモリスリムをはじめとする既存シリーズのラインナップはより拡充し、たくさんの新商品を発売しました。

魅力的かつ高品質な商品をどんどん生み出している商品開発。背景には、どのようなものづくりの信念があるのでしょうか?永松・武下に改めて話を聞いてみました。

代表・永松靖浩
ハーブ健康本舗の創始者。美と健康をサポートするオリジナルの健康食品を開発・販売。直近は新たな事業・販路の拡大に注力しつつ、社内体制の強化として、マーケッターや部署リーダーの育成に力を入れている。

商品開発 武下
2016年7月に入社。ハーブ健康本舗で販売しているあらゆる商品の開発・ブランドの立ち上げに従事。現在は商品開発の部長として活躍中、商品の開発に関わる幅広い分野をマネージメントしている。

5年間でたくさんの新商品が誕生!圧倒的スピードで進行する開発の裏側

― おふたりがブログに登場いただいてから現在に至るまで、どのような商品を開発したのかふと気になり、簡単にまとめてみたんです。

― こうして商品開発歴を振り返ると、ヒット商品が多く誕生していますよね!

永松
商品開発メンバーの頑張りがあり、ここ数年でたくさんの商品を輩出できています。さらに多くのお客さまに喜んでいただきたいという気持ちで、年々開発する商品数を増やしてきました。人気のモリモリスリムシリーズシボヘールシリーズに加えて、直近は100年健康源シリーズのラインナップが充実しています。

武下
「福岡のシャネルを目指そう」と、KCシリーズのブランド開発をしたのが2021年5月だから、もうすぐ4年経つんですね!あっという間に感じます。健康食品のラインナップを拡充しつつ、化粧品・ヘアケアといった新ジャンルへの参入に尽力したここ数年間は、とても思い出深い期間です。

KCブランドづくりのエピソードは
コチラの記事もぜひお読みください

― おふたりの中で、特に印象に残っている商品はありますか?

永松
強いて挙げるなら、初の医薬部外品の育毛剤としてスタートした『HORMO』ですね。商品開発・品質管理の部門とも何度も議論し、中身・訴求まで徹底的にこだわりました。お客さまに使っていただければ、絶対にご満足いただける自信があったので、なんとしても売るぞ!という強い思いで世に出したのを覚えています。

実は武下さんが入社した2016年頃から、密かに挑戦してみたい分野として狙っていたんです。ただ、すでに似たような商品が数多くリリースされている市場の中で、どのような商品設計にすれば差別化できるのか難航していました。構想から含めると実に6年もの歳月がかかりましたが、その分思い入れはひとしおです。

武下
HORMO以外で挙げるとすれば、個人的には2025年1月末から発売した『肝臓健康源』『肝臓健康源PREMIUM』の2品がイチオシの商品です。素材の研究・商品設計の検討はかなり以前からあったのですが、なかなか商品化に至らず…。実感力にこだわったのはもちろん、かつ魅力的な訴求表現を追及して、ようやく肝臓健康源シリーズとしてお披露目できました。

毎朝元気に過ごしたい方におすすめで、私自身はもちろん、社内にもすでに愛飲しているメンバーがたくさんいるんですよ!余談ですが、商品開発では毎日決まった時間になると、メンバーがサプリメントを飲む時間だとお知らせしてくれて、飲み忘れないようにしているんです。

― 社内の皆さん自身が自社商品を気に入って、愛用しているんですね!

― ここ最近は本当にたくさんの新商品をリリースしていますよね!開発スピードが年々早まっているのではないですか?

武下
そうですね。商品にもよりますが、早いものだと3~4ヶ月スパンでリリースすることがあります。ここ最近は売り場独自の特性を踏まえて、市場の動向に合わせて開発スケジュールを引く場合があって。変動しやすいニーズに応えようと、通常よりスピーディーに動いて開発することもしばしばです。メンバー一同、常にフルスロットルで稼働しています。

永松
新商品をどんどん開発できるように、新しいアイデアを常に探しながら生活しています。どういう新商品がお客さまに喜ばれるか、これまでになかった新しい素材がないか、斬新な切り口で訴求できないか。普段の生活で常に意識していることで、ふとアイデアが思いつくこともしばしばあります。

もちろん、ただ珍しかったり、斬新だったりすればよいという訳ではありません。提供する商品の品質がご満足いただけるレベルなのか、継続してご愛用いただけるか、独自性があるか、他商品と比べて差別化できているか。お客さま視点で、妥協せずにどこまで突き詰めて考えられるかが重要です。

武下
斬新さ・独自性・継続性…すごい商品を生み出すのに欠かせない要素はたくさんあります。すべての条件を満たす最高の商品を企画するのはとても難しく、すごく大変です。でも、お客さまに喜んでもらいたい、期待を超えて感動してもらいたいという気持ちで、妥協せずに取り組んでいます。

― たくさんの新商品開発を進める上で、スピードだけでなく、お客さま視点で喜ばれる商品を開発し続けるために、普段から取り組んでいることはありますか?

永松
現在どういう商品が売れているのか、マーケットの情報は欠かさずチェックしています。新商品の開発を進める上で、市場の最新動向・顧客ニーズはとても貴重な情報源です。需要があるのに供給が足りていない、いわゆるブルーオーシャンの市場をいち早く見つけ出す必要があります。

武下
私たちがブルーオーシャンの市場を探しているように、競合企業も参入できるブルーオーシャンを探しています。スピード感で負けないよう、面白い素材・使えそうな新技術を見つけたら、即報告・相談するようにしています。次の会議のタイミングまでゆっくり待っている時間はもったいないので!

いち早く新商品の肝となる素材・技術を見つけるには、パートナー企業の協力が不可欠です。私たちが現在お付き合いしている原料メーカーの皆さまは、最新の新素材があれば情報としてすぐに共有してくださいます。100年健康源シリーズの『ヒザこし健康源』も、実は原料メーカーの担当者さまからの提案がきっかけで、開発が進んだ商品なんですよ。

創業者&商品開発部長が語る、ハーブ健康本舗ならではの“ものづくりの信念”

― 原料メーカーさまをはじめとするパートナー企業さまとの連携も、商品開発に大きく関わっているのですね!

永松
社内外での協力体制を強固にすることは、会社で大切にしている価値観のひとつです。私たち企画・製造・販売する側が魅力的な商品をお客さまにお届けしようとする強い情熱を伝えて、有言実行で結果を出し、信頼関係を構築するようにしています。お客さまに喜ばれるものをどんどん商品化したいという熱意を行動で示して、みんなで協力してよい商品をつくりたいです。

武下
メーカーの担当者さまから提案された内容でよいものがあれば、とにかくスピード感をもって検討するようにしています。「今日中にお返事します」と伝えて、最速でお返事するよう動く場面も少なくありません。よいものをいち早く開発できるよう、スピード感をもって取り組む姿勢は、昔からずっと変わらず大切にしています。

― 信頼関係を構築し、関係者で協力して開発を進める。おふたりのお話から、ハーブ健康本舗の商品開発における特徴が垣間見えます。ほかにも、ものづくりで大切にしている価値観があれば、ぜひ伺いたいです。

永松
たくさんありますが、まずは何と言っても、お客さまにとってわかりやすいかどうかが非常に重要だと思います。商品が一体どういうもので、どういう特徴があるのか。ストレートに表現でき、魅力的にかつ直感的にわかりやすく伝わらなければ意味がありません。広告訴求は開発前から、販促部門も同席の上で、じっくり議論しています。

武下
ハーブ健康本舗は、かけるべきところにしっかり時間や労力をかける会社です。商品の中身はもちろん、広告で魅力的に表現できるか、表現したことが品質と差がないか、開発段階で突き詰めて考えています。商品開発の時点で訴求や表現を考えるので、開発スキルだけでなく、品質管理・広告法務関連の知識も求められる点は、ほかの会社の商品開発と違う特徴です。

健康食品・化粧品の販売には、販売する上での法規・ルールがあります。商品設計・パッケージ表現を考えるには、どういう法規・ルールがあるのか、開発者自身も知っておくことが大切です。お客さまに確かな品質と誤解のないわかりやすい表示ができるよう、ハーブ健康本舗の商品開発メンバーは、法規の内容を理解した上で開発を進めるよう努めています。

永松
たくさんある類似商品の中から当社の商品を選んでいただくためには、法規・ルールを守った上でどこまで魅力的に訴求できるか、頭をひねって考えなければいけません。もちろん訴求が魅力的なだけでもダメです。実感力・満足感に徹底してこだわり、実際に試してみて「ずっと続けたい」と思えるレベルの品質であることが大前提です。

― お客さまが商品に目を留め、手に取ってもらえるような訴求。期待値を超える高い品質。ヒット商品を生み出しているハーブ健康本舗の商品開発チームには、訴求も品質も、お客さま視点で徹底的にこだわり抜く信念があるのですね。

― 5年間を振り返りつつ、ものづくりの話へと広げていきましたが、未来への想いも聞かせてください。今後、ハーブ健康本舗のブランドをどのように育てていきたいか、描いているビジョンはありますか?

永松
各ジャンルのトップブランドを目指したいと考えています。そのためには、一過性でなく永続的に売れる商品を開発することが大切です。コンセプトが魅力的かつわかりやすく伝わると、当社の商品がお客さまの目に留まり、ご注文へと繋がります。さらに、商品の品質がよく、使用感や実感力にご満足いただけると、お客さまは商品を長くご愛用いただける。だからやはり、訴求と品質は一切妥協できない要素です。

定期的にお客さまからいただくお声に目を通しているのですが、「使い始めて調子が良い」「私に合っている商品」とのお声を目にすると、やっぱり嬉しくなりますね!市場のニーズを汲み取り、お客さまに長く愛される“すごい”商品を生み出せるよう、引き続き開発に取り組みます。ブランド価値を高め、長期的なファンをたくさん増やせるよう、協力して取り組んでいきたいです。

武下
健康食品・化粧品はライバルとなる競合企業が多く、市場にはすでにたくさんの商品が出回っています。それでもアプローチできていない分野・お客さまが困っていたり悩んでいたりするニーズが、まだまだたくさん見つけられるのではないかと思うんです。これまで私たちがアプローチできていなかった分野を見つけ、いち早くハーブブランドを確立していきたいです。

― ありがとうございます!インタビューの締めに、商品開発を希望する未来のメンバーへのメッセージや、期待することがあれば教えてください。

武下
数多ある競合商品から抜きん出てヒット商品を生み出すには、自分のアイデアをどこまで徹底的に磨き続けられるか、熱量や野心が問われます。もちろん、自分本意でやりたいようにやるのではなく、周囲の意見に耳を傾けて柔軟に開発を進めていく素直さも大事です。私たちのものづくりに共感し、熱意をもって粘り強く取り組んでくれる方は、ぜひ一緒にお仕事をしましょう!

永松
ハーブ健康本舗は、“お客さまの期待値を超える商品”を徹底的に追及して生み出す会社です。そもそも“お客さまの期待値を超える商品”とは何なのか…20年以上のノウハウを凝縮し、ものづくりの基礎を学べるマニュアルを、会社の育成資料として用意しています。学べる環境を生かし、お客さま視点でよい商品をつくりたいと、強い思いで取り組んでくれるメンバーに、ぜひうちの会社で活躍してほしいです。

目指せ各ジャンルのトップブランド!お客さま視点で訴求・品質を磨き続ける

多数の新商品を圧倒的なスピードで次々と開発・発売しているハーブ健康本舗。

斬新な素材・切り口を見つけ出し、いち早く高品質な商品を開発してお客さまのお手元に届けたい!そんな熱意がパートナー企業にも伝わり、社外を巻き込んだ開発体制ができているのが印象的でした。

創業者である永松・商品開発部の部長である武下の話から、お客さま視点でのわかりやすさ・魅力的な表現を追求しつつ、長く使い続けたいと思える品質に徹底してこだわる、ハーブ健康本舗のものづくり哲学を感じることもできました。

各ジャンルのトップブランドを目指し、お客さまに喜びと感動をお届けできるような商品の開発に取り組む私たち。企業理念「すごいの出そう」を体現すべく、今日も1日、頭をひねって限界までふんばって、前進していきます。

2025.3.24

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。